【 豊能梅（とよのうめ） 】高木酒造・高知県

酒蔵紹介、現在の酒造りの近況について：
高知市から東に20ｋｍ程のところに位置する赤岡町に酒蔵があります。赤岡町は江戸時代より高知城下と一、二を競う商都として栄えました。今尚、「絵金祭り」や「どろめ祭り」等、個性ある文化を発信するこの町で、約130年間酒を醸しています。現在は五代目が社長杜氏となって高知の素材を活かし、愛情の手造りで、高知を体感できる酒を醸しています。
蔵を一部改築した平成6年、海から竜巻が新築蔵の真上にやってきて消えたというエピソードがあります。その年は飛び切り上出来の大吟醸が出来て特別な賞を頂きました。きっと酒好きの龍神様が宿ってくれたのでしょう。以来、全国新酒鑑評会では9回（合計10回）の金賞を頂きました。
近年は、高知米、高知酵母での酒に力を注ぎ、平成18年度高知県新酒鑑評会では、高知米「吟の夢」で初の1位を獲得。竜巻のエピソードに因み、龍神の奏でる酒として命名した「龍奏」は純米酒大賞2013純米大吟醸部門で1位の最高金賞を受賞致しました。
五代目が造る酒は、①吟の夢と高知酵母の酒：純米大吟醸龍奏、純吟吟の夢仕込み、特別純米吟の夢。②土佐金蔵ブランド：土佐らしい晩酌酒を探求した限定流通酒。③清酒リキュール：やさしいゆず酒、土佐の梅酒、まるはりヌーボー、はるかりきゅーる。これらの連携による新しい価値の創造を求めています。

郷酒大賞出品酒について：
出品酒：
『豊能梅　純米大吟醸　龍奏 』（日本酒部門）
高知県産酒造好適米「吟の夢」を40％まで磨き、高知酵母CEL11/19で醸した高知の素材100％の酒です。華やかな香り、上品な旨みと酸味のバランスが魅力です。

『ましろさんの はるか りきゅーる』（リキュール部門）
みかん作りの名人、地元・間城農園の生産する、めずらしい柑橘「はるか」の果汁をふんだんに使った地酒リキュールです。上品な香りと甘み、飲んだ後のすっきり感が魅力です。食前酒、食中酒、食後酒としてお奨め。お試しあれ！

■高木酒造株式会社
http://www.toyonoume.com/

■酒蔵周辺観光情報はこちら→
香南市観光情報：http://www.city.kochi-konan.lg.jp/kanko/

【酒蔵からお客様への一言】
五代目社長杜氏が会場でお待ちしております。是非、一度私たちのお酒をお試しください。